がん撲滅事業について
株式会社R0は医療課題に取り組む企業として、がん検診を応援するコンソーシアムに参画し活動しています
企業版ふるさと納税制度を活用して、
検査費用の無償化を行います。
日本や世界のがん診療の在り方を医療適正化で変革、がん撲滅を目指します。
私たちの想い
防ぎえる癌死をゼロにするために
私は内科医として、沢山のがん患者さんを看取ってきました。
看取りの中で感じた悲しみ、理不尽さ、様々な想いが交錯する中で、「がん検診を受けてくれていれば」という後悔が頭をよぎります。
現代は2人に1人が生涯の中でがんを患う時代です。
この事業は、がん検診を少しでも多くの方に受けていただきたいという想いを込めて実施しています。
私たちは、まず、死亡数1位、2位の肺がん、大腸がんから始めます。
大腸内視鏡検査により、ポリープを切除すれば、大腸癌は予防できます。
(※大腸がんの95%はポリープが変化して発症します)
胸部CTにより数ミリの肺癌が見つかり、根治できます。
(※現在のがん検診のレントゲン写真は、1万人検査しても3人しか見つかりません)
この事業で、より有効ながん検診の取り組みを、社会実装することを目指します。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。
R ZERO INC.
代表取締役 : 藤井 政至
医師/消化器病専門医/博士(医学)
専門:消化器病・内視鏡医療・医療機器システム開発
プロジェクトの目的
世界には防ぎえる癌死がたくさんあります。私たちはそこから目を背けたくありません
がんになる方は年々増加しています。その中でも大腸がんと肺がんが上位を占めます。
3位は胃がんですが、バリウム検査から内視鏡検査にシフトしてきていること、ピロリ除菌療法が進んだことで減少傾向にあります。
がん罹患率は30歳以上からがんのリスクが認められます。
自覚症状のない早期段階で発見することで、死亡率を減少させられます。
がん検診の推進と金銭的負担の軽減
新しい医療技術・適切な検査で、早期発見・予防ができることを伝えたい
企業版ふるさと納税制度等の活用で「大腸内視鏡検査」及び「胸部CT検査」を無償化。
費用負担へのハードルを下げ、就労世代である若年層からがん検診への啓発を行います。
私たちは、この事業がすべての人にリーチするとは考えていません。しかし、費用をハードルに考える層に対しては、一定の効果が見込まれるはずです。
小さな取り組みを重ねていくことで、防ぎえる癌死を減らしていけるのではないでしょうか。
早期発見・早期治療の重要性
大腸がんになる前にできることがあります
大腸がんでは、自覚症状がほとんどない早期段階において発見・治療を行えば5年相対生存率は90%以上です。
また、大腸がんの大部分(およそ95%)は、腺腫性ポリープ(良性)から発生することが明らかになっています。
大腸内視鏡検査によって、ポリープを内視鏡切除することで、大腸がんの大部分の予防することができます。
※若いうちにポリープの有無を確認することによって、大腸がんの個人リスクを評価することにもつながります。
健常人のポリープ発見率は、40~60%
患者QOLの向上、医療費の削減に貢献
「がんを見つける」ではなく、「治療して社会復帰する」ことを目指します
早期にがんを発見し、初期の段階で治療を行うことで、治療費が大幅に抑えられ、医療費や患者・家族の負担を軽減させることが可能です。
加えて、根治率の向上や短期間での治療が可能など、患者や家族へのQOL向上ばかりか、本人・家族の経済活動を維持できるメリットもあります。
限りある人材の保全や可用性確保といった側面でも社会に大いに貢献できます。
医療リテラシーの向上、正しい知識
がん検診、医療技術の向上による早期発見、早期治療の正しい知識を市民へ伝えたい
がん検診への意識改革と正しい情報発信を行い、市民の医療リテラシーの向上に寄与します。
世界に先駆けて防ぎえるがん死を撲滅し、持続的な地域社会の維持と医療費削減の実現を目指します。
社会的意義の検証、フィードバック
寄附の目的と効果検証を確実に行い、有意義な企業CSR(企業の社会的責任)とフィランソロフィーに貢献
本事業の成果を統計学的に解析し、これからの世界のがん診療のための貴重な実証データとして発信します。
現在の事業実績(※2024/8現在)
議会承認:鳥取県倉吉市 2024/9より事業開始予定
実施見込み:4市町村
寄付実績:10企業/約2,600万円(2024/4~2024/8現在)
お問い合わせ
株式会社R0 “がん撲滅事業部”
MAIL : no_more_cancer@rzero.jp
TEL : 0858-24-6266